2010年3月31日水曜日

解散






ゆらゆら帝国本日(2010年3月31日)解散2007年発表空洞ですによってゆらゆら帝国は完全に出来上がってしまった完成とはまた終わりをも意味していたそしてゆらゆら帝国で考え中を聴きながらゆらゆら帝国を考え中





















2010年3月30日火曜日

悼む人




私は彼に親友のことを話しました

思い出す限りのことを伝えました

私が話し終えたところで

「いまのお話を胸に

悼ませていただきます」と

彼は先ほどと同じ姿勢で左膝をつき

右手を宙に挙げ

左手を地面すれすれに下ろして

それぞれの場所を流れている風を

自分の胸に運ぶようにしてから

目を閉じました




新聞の訃報記事や雑誌の事件特集や
旅先での会話で聞いた死者の最期の場所を訪ね
その人が生前に誰を愛し 誰に愛され
そして誰から感謝されていたかを
調べて歩く男が主人公
彼の目的はこの世のかけがえのない存在として
故人がいたことを自分の胸にしっかりと刻むこと
携帯した何冊ものノートは
悼んだ人 これから悼む人のデータが
びっしりと書き込まれている

悼む人の生き様と
複雑な思いで彼を遠くから見守る母
記事のネタとして追いかける週刊誌記者
そして悼む人に同行する苦悩の女性
4人の過酷な人生模様を通して
現代における生と死の意味を深く考えさせられる
悼む人の行為はやはり不可解だし
根源的な答えが出るわけではないが
自分なりの考えを読んでるうちに
嫌でもまとめることになる本




























2010年3月29日月曜日

エアライン 敗戦





JALの経営破綻と敗戦処理は大きな問題だが
これらのゴローバル市場での格安航空会社(LCC)の
市場競争でも 日本は敗戦濃厚のようだ


日本の航空自由化が遅れた為に
日経キャリアのコストは世界のレベルから
かけ離れてしまった
キャセイやシンガポール航空など
アジアの大手に比べて2倍
エアアジアに比べて5倍も高い
2割 3割ならばコスト削減で対応できるが
コストを1/5や1/2に下げるには
コスト構造や仕事の仕組みを変えなければならない


国内の格安航空のパイロットの平均年収が800万円
JALやANAのパイロットの平均年収は2000万円前後
就労時間も少ないし 通勤は送迎タクシーがつく
一方で 人件費をはじめとする低コスト体質を活かした
マレーシアの格安最大手エアアジアは
格安どころか「400万席無料」という
無料キャンペーンで話題をさらっている


日本の格安航空会社はグローバルの”激安”を見ると
まだまだ割高である
日本の国際化を進めるのに これまで高かった渡航費を
限りなく安くするというのは効果的な政策になると思う
渡航先の国に富と情報をもたらす人々は
航空券を無料にする くらいでいいじゃないか


格安航空機のデメリットは
・座席のスペースが狭い
・キャンセル率が高い
・機材繰りによる遅延が多い
・機内サービスがない
・手荷物の無料枠が少ない
・トイレが少ない
・欠航時のフォローがない
等があるが
バスや地下鉄みたいな気分な交通機関にするには
まずは安くなければいけない気がする




























2010年3月28日日曜日

教養としての官能小説




人間の性欲は それほど動物的にできていない
「女性器に男性器を挿入した」という文章を読んでも
現代人はもはや刺激を受けないのだ
官能小説家たちはわれわれの
贅沢で多様な欲望に答える為に
ストーリー設定や主要キャラクターの造形
あるいは性交・性器描写の技法
さらにはタイトル付けなど
あらゆる側面でその表現を深化させてきた


官能小説の分野では若手といっても
ごく少数の例外を除いては
一般の小説の新人のように若年齢ということはない
それだけ官能を書くには
特別の筆力を培う修練が必要だともいえる


実は官能小説っていうものは
大変に高度な専門技術を必要とするものかもしれない
男や女をその気にさせる文章というのは
習う学校がないし教科書もない
原稿料が安い業界の為多作でないと
専業作家としては生きていけない
性への飽くなき追求のバイタリティも求められる
並の作家では続かない

























2010年3月27日土曜日

2010年3月25日木曜日

みる かんがえる はなす




大人になるとなぜか人は
美術作品をみて自分がどう感じるかは
どうでも良いことで
美術に目を向けるのは
「見方を学んでから」にしたほうがよい
と考えるようになるらしい

自由に(しかし深く) 作品をゆっくり時間をかけて
味わってからではないと
そうした知識は役に立たない
伝統的な美術館は 専門家が高いところから
知識を与える姿勢で展示を構成しているから
子供たちは素直に自分の感じ方を
味わうことができない
本来あるべき美術教育は
「みる」 「かんがえる」 「はなす」
感じたことを思考と言葉で表現する力を
育てることにある

ある作品を見せてから
たとえば「この絵のなかでは何が起こっているの?」
というような簡単な質問をすれば
その時心に浮かんだことをそのまま口にするだろう
しかし そうした思いつきや独りよがりな考えも
「絵のなかの何を見て そう思ったの?」というような
問いかけをすると
子供たちは最初の答えを裏付ける手がかりを探そうとして
作品をもう一度見直し その過程で目の前に展開する
「新しい」映像のなかの さまざまな要素の重要性を
秤にかける作業を迫られる


一つだけ確かなのは
美術がもたらすよろこび
そしてときには荒々しいほどの衝撃は
その大半が私たち自身のつくりだしたもの
私たちが映像に託した実存感のなせる業だ
ということである 



























2010年3月24日水曜日

詩の好きな人もいる




そういう人もいる

つまり、みんなではない

みんなの中の大多数ではなく

むしろ少数派

むりやりそれを押しつける学校や

それを書くご当人は勘定に入れなければ

そういう人はたぶん、千人に二人くらい

. . . . <中略>


詩が好きといっても

詩とはいったいなんだろう

その問いに対して出されてきた答えは

もう一つや二つではない

でも私はわからないし

わからないということにつかまっている

わからないということが命綱であるかのように





ノーベル文学賞を受賞した
ポーランドの詩人ヴィスワヴァ・シンボルスカの
講演でのスピーチ

「インスピレーションの訪れを感じられる
ある種の人たち」について語っている
それは「意識的に自分の仕事を選びとり
愛と想像力をもってその仕事を遂行する人」のこと
彼らにとって 不断の驚きや発見やインスピレーションは
「私は知らない」から生まれてくるのだと話す

不断の「わからない」「私は知らない」こそ
インスピレーションの源であり
同時に世界を良くする方法論なのだという
インスピレーションを迎えるには
固定観念を捨てて 一度頭を空っぽにすること
素直な受け入れ態勢をもつことが重要ということだ

「そしてどんな知識も
自分の中から新たな疑問を生み出さなければ
すぐに死んだものになり
生命を保つのに好都合な温度を失ってしまう
最近のそして現代の歴史を見ればわかるように
極端な場合にはそういった知識は
社会にとって致命的に危険なものになり得る」

「この果てしない劇場について
私たちは何を言えるのでしょうか
この劇場への入場券を私たちは
たしかに持っているのですが
その有効期限は滑稽なほど短く
二つの厳然たる日付に挟まれています
しかし一つ言えるのは
この世界は驚くべきものだということです」



























UNIQLO CALENDAR iPhone






UNIQLO CALENDARの

iPhoneアプリ版がリリース

PCサイト版のすばらしさをそのままに

(iPHoneの方が相性イイ?)


超絶クオリティ 

しかもやはり無料



音楽はおなじみのFPM

世界の名曲をカバーした

オリジナルサウンドです


今のユニクロの凄さがにじみ出てます
























2010年3月23日火曜日

達人








生きることの達人は
仕事と遊び 労働と余暇 教育と娯楽 愛と宗教
の区別をつけない

何をやるにしろ
その道で卓越していることを目指す
仕事か遊びかは周りが決めてくれる

当人にとっては
つねに仕事であり遊びでもあるのだ






























2010年3月21日日曜日

Twitterオフ会




3/20(土)に
四国内某所にて
ご近所さんTwitterオフ会が
(+旧友たち)
ありました









さすがTwitterで繋がっているだけあって
実際にお会いしても(♨初対面)
有意義な楽しい食事会となりました
話のネタというか空気感も
非常に近いものがあり
今後もおつきあい長くなりそうです









やっぱりりというか
当然というか
みなさんiPhoneでした

























2010年3月20日土曜日

代替医療のトリック




まだ代替医療という言葉が一般的に認知されていない
要は 鍼 ホメオパシー カイロプラティック ハーブ治療
などを指す
代替医療のほとんどは科学的にはインチキで
科学的には治療効果は全くないという

人々が代替医療に心惹かれるきっかけは
多くの代替医療の基礎となっている
三つの中心原理であることが多い
代替医療は「自然」で 「伝統的」で 「全体論的」な
医療へのアプローチだといわれる
代替医療を擁護する人たちは
代替医療を選択する大きな理由として
これら三つの中心原理を繰り返し挙げる

たしかに鍼やカイロや指圧で病気が治る人はいる
治療効果や薬に効果はなくても
心理的な効果=プラセボ効果が伴うからだ
しかしプラセボ効果は科学的な医療にも伴うわけで
代替医療の専売特許ではない
代替医療には科学的医療と比較して多くの危険性があるし
代替医療に切り替えた結果
通常の医療を受けない患者がでてくる



と 現代最大の科学ライター サイモン・シンは言う

ただ 個人的には物事すべて科学的(白人的)思考で
立証できることはないと思っているので
これからの東洋思想(思考)に期待したい


























レインボーアイランド









































2010年3月17日水曜日

変な給食





全国の学校で実際に出された変な給食

みそ汁と天ぷらと黒糖パンと牛乳
雑煮と食パンと揚げシュウマイと牛乳
冷やし中華と原宿ドッグと牛乳
みそラーメンとドーナッツと牛乳

和洋中ごちゃ混ぜで砂糖と油まみれ
これでは味覚は育たない
結局 パンを主食にするのが原因なのだが
米飯給食は東京都平均は週に2.6回だそうで
週の半分は変な給食が出る可能性があるわけだ


なぜパン食主体の変な給食が続くのか?

その理由は
予算がない 人件費の問題 パン業者への配慮
など様々ですが その中でも最も多いのが
栄養素のバランスを考えて献立を作成しています
というものです
「ラーメンに牛乳という献立はおかしいのではないか?」
という批判に対して
「カルシウムを残す為には仕方ないのです」という答え

最近 東京などでは昭和の給食を食べさせる店があるが
揚げパンとかソフト麺とか揚げシュウマイとか
かつて無理やり慣らされた変な味覚を
懐かしいと感じる人がたくさんいるということだ

























2010年3月16日火曜日

魚神





瞳を見つめていると

相手の心の中を覗いている気がする

本当のことを言っているのかどうか

口は欺いても目は嘘をつかないはずと思っている

だからペットの動物の目を見たときにも

そこに心を見いだそうとする

でも動物は人間と違う

裏切られて悲しくなると同時に

見た目は同じなのに

異なるものが背後にあることに

怖さ 不気味さ

を感じることがある


捨て子だった白亜とスケキヨは

本土から隔離された遊郭の島で育てられた

やがて美貌の姉は遊郭で身を売り

薬学を身につけた弟は暗闇で不思議な薬を

売るようになる

二人は幼い頃から強く惹かれ合っていたが

姉は弟の暗い目の奥に自分とは相いれない

不気味なものを感じていた






























2010年3月14日日曜日

ルルドの奇跡






われわれは 神の母である無原罪のマリアが
ルルドの町に近いマッサビエルの洞窟で
2月11日から18回 実際にベルナデッダ・スビルーの前に
出現したこと
この出現があらゆる真実味を帯びていること
信者たちがこれをたしかな事実として
信じていることを正当と判断する

と、タルブのローランス司教は
1862年に報告している


ルルドの聖地化で興味深いのは
核となる聖母マリアの出現を実際に見たのは
内気な少女ベルナデッタただひとりだということ
他の人々は何かを見ているベルナデッタの姿を
見たに過ぎない
キリスト教の神はひとりの人間
または ごく少数の限られた人々の前に姿を現して
メッセージを託す伝統があるが
ルルドもまたそのその一例である

それからルルドへ行けば病気が治るとして
病人の巡礼者が多いが
医学検証による奇跡的な治癒の公式認定者は
これまでにたった67人しかいない
教会はルルドの聖性は承認したが
そこで起きる奇跡を簡単には認めたがらない
それにもかかわらず巡礼者は増えていく

結局みんな信じたいのだ
19世紀の目撃以降 信じたかった人たちの動きが
いくつかの幸運にも助けられて
この聖地と大規模な巡礼運動をつくりだしていった
信じたい人たちが信じる人たちを増殖させていったのが
ルルドの奇跡の実態だったのではないか


























2010年3月12日金曜日

方法への挑戦







科学は本質的にアナーキスト的な営為である
すなわち理論的アナーキズムは
これに代わる法と秩序による処方策よりも
人間主義的であり
また一層確実に進歩を助長する
よって 進歩を妨げない唯一の原理は
「なんでもかまわない」である


科学は一般的にどこまでも合理的と考えられているが
実は神話に近いものであり
人類の数多くの思考形式のひとつに過ぎず
特別なもの 最良なものというわけではない
なぜなら科学の進歩は
古い合理性の外側からやってきた非合理な発見によって
索引されてきたからである


あらゆる方法論が普遍の地位を与えられてはならず
狂気や遊戯 トンデモ科学や
きまぐれの様なハチャメチャさにこそ
方法論が真に進化する可能性が秘められている
秩序ではなく無秩序こそが重要


これらの「逸脱」は進化の必要条件である
それはわれわれが住んでいる複雑で困難な世界の中で
知識が生きのびることを可能にし
われわれが自由で幸せな行為主体であることを可能にする
「混沌」がなければ知識はない
理性の度重なる解任がなければ進歩はない
今日 科学の他ならぬその基礎を形成している観念は
ひとえに 先入見 うねぼれ 情熱のようなものが
存在したために 現存しているのである

















   ちなみにイントロ部分を
   tokyo no.1 soul set がサンプリング
   してます 曲名は秘密
   ヒントは90年代の楽曲です










2010年3月11日木曜日

また 風邪です


ので、

YoutubeのみのUPです



Audion 2008年のLOVEPARADEのプレイです
30分36秒























2010年3月10日水曜日

羞恥心は何処へ





レンタルビデオ店でアダルトビデオを借りる際の
男子学生200人の行動を調査分析したところ
4つの作戦が発見されたという

隠蔽工作
・カウンターに他の客がいない時を狙う
・カウンターに女性の店員がいない時を狙う

偽装工作
・用がなくても他のビデオコーナーを回る
・アダルトビデオ以外にも興味があるように装う

関与否認
・連続して借りない
・借りたらしばらくその店に行かない

他人行儀
・店員にわざと無愛想にふるまう
・店員にはできるだけ視線を合わせないようにする


地べたに座り込んだり 電車で化粧をしたりと
若者は羞恥心が薄れたなどと言われるが
こんな事例を見ると
まだまだ根強くきのうしているのがわかる
羞恥心は進化上 極めて重要な役割を果たしてきた
人間社会にとって本質的なものである

羞恥心は単なる自己顕示欲や虚栄心といった
世俗的なプライドを守る道具ではない
人類が社会に依存して生きることを決めたときから
世代を重ねる中でアップグレードされてきたシステムである
進化心理学の視点から考えてみると
おそらく人類史の中で敏感な羞恥心を持たない人物は
社会から排除されその形質を後世に
伝えることができなかったはずだ
これが繰り返される中 より優秀な羞恥心の持ち主が
社会の中で生き残り このシステムはさらに洗礼されていった

人間は集団で生きる為 自分の中に
「集団の存続や福祉に貢献できないこと」
「協調性や道徳姓の欠如」
「対人魅力の欠如」 につながる要素を見つけると
不安を感じる
社会から排除されてしまうのではないかと恐れて
改善しようとする
そのセンサーとしてはたらくソシオメーターが
羞恥心なのだ

























2010年3月9日火曜日

高校中退





現代の高校中退は個人の問題ではなく
社会の深刻な病理のようだ

高校中退の背景には家庭の貧困があり
不安定な生活や余裕がない家庭環境が
生徒の低学力 不登校を引き起こし
中退へとつながっている
学習意欲と貧困の間にも
密接な関連が見いだされている
エリート校と底辺効の格差は増大方向にある

高卒以上が圧倒的マジョリティを占める
日本社会において
高校を出ていないことは極めて不利にはたらく
実際 不況の中で高校中退者の就職は
困難を極めている
生徒の父母も中退者であったりして
負の連鎖が発生してしまっている例も

1980年代からの世界を巻き込んだ新自由主義の実験は
世界中に無惨な結果を残した
新自由主義が主として攻撃の対象とした福祉国家とは
資本主義の成立の要である労働力の再生産にとって
もののはずだった
ところが新自由主義は労働力の再生産に必要な
住宅 教育 医療 福祉を市場化し
福祉国家を解体することによって
もっとも福祉を必要とする貧困層に打撃を与え
さらに中間層をも分解するという成果をもたらした


























2010年3月8日月曜日

フィ−ルド分析学




分析的 工学的アプローチが困難で 
統制できず 多様なものが共存並立し
予測できない偶発的な出来事が生起し
常に関与することが求められる場と定義する
フィールド情報学はこうしたフィールドで
用いられる起源のさまざまな方法を
記述 予測 伝達という情報の視点から
集約することを目指している

社会科科学のアプローチを使って情報学的に
社会や自然というフィールドを科学する

























2010年3月7日日曜日

DOMMUNE










VJ宇川直宏の主宰する
ライブストリーミングスタジオ
「DOMMUNE」にて
トークショーや
DJプレイのストリーミングを
(簡単にいうとクラブを中継した様なもの)
日〜木曜日の19:00〜24:00で放送中

特に後半は毎回DJライブで
さながらクラブでいる様な感覚を
リアルタイムで自宅PCやiPhoneなどで楽しめる


twitterでのコメントや
チャットなどにより
視聴者と話ができるのも楽しく
新しい音楽体験が楽しめる


今現在放送中です。
(3/7 pm11:00)
このままクラブ体験へどうぞ ♨















五人姉妹







ミクニヤナイハラプロジェクト

















アンダーカレント





銭湯を経営する関口かなえは

何の兆しもなく失踪した夫のことを

できるだけ考えないようにしながら

日々の仕事に追われていた

人手不足の銭湯に組合の紹介でやってきた寡黙な男

堀さんが

店に住み込みで働き始める

おかげで一息つけるようになったかなえは

抑えていた自分の感情と正面から向き合うようになる


なぜ夫は出ていったのか?

他に好きな人がいたのか

何かやりたいことがあったのか

自分を嫌いになったのか

銭湯の仕事がきらいだったのか

考えてもよくわからない

彼のことを全くわかってなかったのかと思うのがつらい

そんな葛藤中のかなえのもとに探偵を使って

調べてみないかという誘いがやって来る

そして失踪の真相が少しずつ分かってくるのだが


























2010年3月6日土曜日

教育マネー



大不況到来で日本の将来を担うべき
子供たちの未来が危ない
日本では17歳以下の子供の7人に1人が「貧困状態」
にある
3人に1人が非正規労働者 年収200万円以下の人が
1000万人越
働いていない親 働いても年収が少ない親を
持つ子供たちが増えている

日本の貧困率はOECDの調査で15.3%と
先進国ワーストを記録


「家の事情から高校・大学の進学をあきらめて
結局収入の低い 非正規の仕事で生活を
支える様な暮らしを強いられる」
仕事の不安定な親を持つ子供たちの多くは
将来に不安を抱えながら就学している現状
資金力のある家庭の子供を小学生の時から
囲い込もうと学習塾間の競争は激しさを増している






























2010年3月5日金曜日

18℃




本日ここ四国では

気温が18℃まで上がります。

先日までは寒い日もあったりで

よくわからない日が続いています。

3月にも入り、年末年始とは違った

年度末の忙しさに追われています。


世の中 何に関しても”安さ”が

キーワードになっている気がしますが

それだけではない価値の提供を

行なっていきたいものです。


だって あまりにも”質”が

置き去りになってしまっているから....
























2010年3月4日木曜日

友達地獄




近年の調査では思春期に
反抗期がなかった若者が増えているらしい

かつての尾崎豊の「十五の夜」の社会に対する反抗心や
現代のアンジェラアキの「手紙」のような
未来の自分に対するメッセージと比べると
現在の若者世代は他者との対立の回避を最優先にする
「優しい関係」の世代だ

だが この優しい関係は決して個々の心にとって
優しくない
「教室は例えて言えば 地雷原」という
川柳があるそうだが
見かけ上の「優しい関係」を営む場に絶対権が与えられ
息苦しさを感じている若者が多いという


「優しい関係」とは 対立の回避を最優先する関係だから
互いの葛藤から生まれる違和感や
思惑の違いから生まれた怒りの感情を
関係の中でストレートに表出することはままならない
むしろそれらを抑圧することこそが
「優しい関係」に課せられた最大の鉄則である
したがって違和感や怒りの感情エネルギーは
小刻みに放たれることによっての解消の機会を失い
各自の内部に溜め込まれていくことになる




























2010年3月3日水曜日

知性について





ショーペンハウエルによれば
知性とは普遍的な事柄の認識能力である
知識欲が普遍へ向かうと学究心と呼ばれ
個別へ向かえば好奇心になる
個別への関心は動物でもあるが
普遍をとらえるのは人間だけである
だからその普遍度が哲学や芸術のように
高ければ高いほど知的レベルが高い とする
逆に知性が欲望を満たすことや
実践的な物事の処理に奉仕するのは
低レベルな知性なのだという


そして世の中を大多数の凡人と
一握りの天才とに分ける


大多数の人間はその本性上
飲食と性交以外の何事にも真剣になれない
という性質を持っている
この連中は希有の崇高な資質の持ち主が
宗教や学問や芸術の形で世の中に
もたらしてきたすべてのものを
たいていは自分の仮面として用いて
ただちに彼らの低級な目的の為の道具として
利用することとなる


独創的で非凡な
場合によって不朽であるような思想を抱く為には
しばらくの間 世間と事物とに対して全然没交渉になり
その結果 ごくありふれた物事や出来事さえも
まったく新しい未知の姿で現れてくるというようにすれば
それで足りるのである
というのは まさにこのことによって
それらの物事の真の本質が開示されるからである
しかしながら ここで求められる条件は
困難であるどころか 決してわれわれの自由にならないものであり
他でもなく 天才のはたらきなのである




























2010年3月1日月曜日

死なない為の 智恵




知っていれば
助かるかもしれない


刃物でいきなり刺されたらどうするか?
とりあえず腕の外側で防ぐ
出血したらまず色を見る
黒い色なら静脈 鮮紅色の赤なら動脈
早急に対処しないとやばい

人質として首にナイフを突きつけられたら
喉を切られても即死しないが
頸動脈を切られると死ぬと考え
万が一でも耳の下を切られないように
しなければいけない
プロの殺し屋は喉笛をかき切る事はしない

満員状態におけるエスカレーターの
急停止や逆走は本当に危ない事故だ
それで将棋倒しが起きてしまうと
呼吸ができないで圧死してしまう
もし助かりたいと思ったら
瞬間的に腕で胸をかばうようにするといい
呼吸ができるように胸の動きを確保する
あるいは肺を守るために
身をかがめる様な姿勢をとるといい