2010年3月12日金曜日

方法への挑戦







科学は本質的にアナーキスト的な営為である
すなわち理論的アナーキズムは
これに代わる法と秩序による処方策よりも
人間主義的であり
また一層確実に進歩を助長する
よって 進歩を妨げない唯一の原理は
「なんでもかまわない」である


科学は一般的にどこまでも合理的と考えられているが
実は神話に近いものであり
人類の数多くの思考形式のひとつに過ぎず
特別なもの 最良なものというわけではない
なぜなら科学の進歩は
古い合理性の外側からやってきた非合理な発見によって
索引されてきたからである


あらゆる方法論が普遍の地位を与えられてはならず
狂気や遊戯 トンデモ科学や
きまぐれの様なハチャメチャさにこそ
方法論が真に進化する可能性が秘められている
秩序ではなく無秩序こそが重要


これらの「逸脱」は進化の必要条件である
それはわれわれが住んでいる複雑で困難な世界の中で
知識が生きのびることを可能にし
われわれが自由で幸せな行為主体であることを可能にする
「混沌」がなければ知識はない
理性の度重なる解任がなければ進歩はない
今日 科学の他ならぬその基礎を形成している観念は
ひとえに 先入見 うねぼれ 情熱のようなものが
存在したために 現存しているのである

















   ちなみにイントロ部分を
   tokyo no.1 soul set がサンプリング
   してます 曲名は秘密
   ヒントは90年代の楽曲です










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