2009年11月30日月曜日
2009年11月29日日曜日
雌と雄
雌と雄のある生物では二種類の細胞
体細胞と生殖細胞がある
体細胞はひたすら同じ遺伝情報を
分かち合いながら分裂増殖し
生殖細胞は遺伝情報の多様性を作り出す
実は雌だけでもどうにかなるようで
クローン技術を使えば
雄がいなくても子供をつくることができる
細胞が増えるというレベルでは
二つの性は不要なのだ
しかも男性を決定するY染色体は
かなりの早さで衰えていて
これから10万年や20万年後には
消えてしまう可能性があるらしい
結局 生物の世界で雄と雌の二つの性があるのは
その方がゲノムの多様性が生じやすく
進化の速度がより大きいということにつきる
プラナリアは温度によって
有性生殖と無性生殖を切り替える
餌によっても切り替わる
栄養条件が良い時は無性生殖でどんどん増え
栄養状態が悪くなると有性生殖で
多様性のある個体を増やして
生き残る率を高める
無性生殖のプラナリア個体に
有性生殖の個体を食べさせると有性化する
2009年11月28日土曜日
2009年11月26日木曜日
TAKESHI'S
を今日見ました(もちろんDVD)
北野作品の何作かに一作ある問題作と
されているように内容は混沌としていました
二人の”タケシ”が交錯する物語
そもそも”北野”と”ビート”の二つの名前を持ち
器用に使い分けている人だが
広く世間で知られているタケシと
実際の生活でのタケシのギャップを
さらけている様であった
「心の叫び」とまではいかないまでも
本当の自分を表したかったのか
自分の名前をタイトルにしているところからも
自分自身の再確認・再紹介も込めているかのよう
武映画初めての方はやっぱり”ソナチネ”あたりが
オススメだが興味のある方はどうぞ
♨先日ある記事で見たが
意外な事に
テレビでは一切の妥協はなく
映画では妥協だらけであるという
2009年11月25日水曜日
2009年11月24日火曜日
2009年11月23日月曜日
2009年11月22日日曜日
"エレファント"に挑んだ”モスキート”
ソニーやトヨタが
現在のような世界マーケットに沿った
規模に成長したのは
圧倒的「本場」が存在する
商品分野にかかわらず
なぜかクレイジーに果敢に
その「本場」の地域・国に乗り込んでいった
賜物と推察される
でも彼らの「勝ち目」はどこにあったのか
それとも単なる「無謀」だったのか
これに対して何故コンピューター産業や
エンタテイメント産業 飲食料品業界では
「本場」に乗り込み
現在までに世界マーケット規模の成長を
遂げている企業が少ないのか
「勝ち目」があるとすれば「武器」何か
まだ足元の市場がおぼつかない上
海外出張が一般的でなく
コミュニケーションが困難な時代にあっても
ソニーやトヨタは「世界市場」を視野の入れていた
ソニーは1950年代の経験から推測を行なった
にも関わらず それから約60年を経ても
ニッポンのグローバル企業が
さほど増えてないように見えるのはなぜか
2009年11月21日土曜日
「空気」の研究
日本人に特有の
「空気を読む」「水を差す」とは
どういうことか?
われわれの社会は常に
絶対的命題をもつ社会である
”忠君愛国”から”正直者が馬鹿を見ない世界であれ”
に至るまで
常に何らかの命題を絶対化し
その命題を臨在感的に把握し
その「空気」で支配されてきた
そしてそれらの命題
たとえば”正義は最後には勝つ”
そうならない社会は悪いと
戦後も戦前も考えられてきた
そのためこれらの命題まで
対立的命題として把握して
相対化している世界というものが
理解できない
そしてそういう世界は存在しないと
信じられてきた
だがそういう世界が現実に存在するのである
否 それが日本以外の大部分の世界なのである
論理的判断の基準と空気的判断の基準の
ダブルスタンダードが日本の特徴である
自由な議論の場をつくる為には
必要に応じて話に「水を差す」という事が
実は重要なことなのだ
論路的な議論を重視する西欧社会においては
水こそ通常性なのである
水と空気の比率の違いは
民主主義や多数決原理のあり方にも表れてくる
2009年11月20日金曜日
2009年11月19日木曜日
2009年11月18日水曜日
死体の経済学
2009年11月15日日曜日
ユダヤ教
視覚と聴覚のズレこそ
ユダヤ教思想の核心である
ユダヤ教では偶像を造ることが
禁じられている
神を空間的な表象形式に
回収することは禁忌である
というのは
ユダヤ教の宗教性の本質は時間性だから
神の時間先行性こそが神性を構築している
神を空間的表象にすると
本質的なところが消えてしまう
だから”神を見てはならない”
視覚的な神像を持つという事は
神と人間が同一の空間に
同時的に存在するという事になる
しかし 神の名は知られており
それを発音することは例外的に
許されている
ただ 「YHVH」という神の名の読み方を
知っているのは最高祭司ただ一人である
ユダヤ人の場合は造形芸術が
禁圧されているので
いきおい信仰の表現が音楽に向かう
音楽は聴覚の芸術
言い換えると「時間の芸術」という事になる
空間的表象形式を使えば
対象は無時間的に一望俯瞰的に表彰される
「無時間モデル」ということは
そこに「遅れ」という概念は成り立たない
「遅れ」は画像的には表現できない
主体がそこにあるのは
誰かに場所を譲られたからであるという事況は
視覚的には示すことはできない
時間のないところには真の宗教性は生まれてこない
ユダヤ創世神話の
「神が収縮して 世界の為の場所を空けた」という
(ふつうは神が無から有を生み出す)
”人間の時間的な遅れ”という意識による
モンスターマシン
このモンスターマシンは
世界中で愛される
このマシンを発見できない国を
探す方が難しい
そのマシンは
”スーパーカブ”
ホンダのバイクです
今は亡き 本田宗一郎の才能が
存分に発揮されたバイクで
(内燃機関を動力とする市販車の中で
最も燃費が良い)
輸送用機器の1シリーズとしては
世界最多量産/販売台数を誇る
日本市場を圧巻し
米国進出を果たす際
「イージーライダー」などの影響で
無法者の乗り物という当時のバイクのイメージを
「You meet the nicest people on a HONDA」
(ホンダのバイクに乗っている人は素敵な人ばかり)
という マーケティングを敢行し
世界各国での人気を博す
そしてついに
今年の東京モーターショーでは
電動二輪車「EV-Cub」登場
エコ時代のカブです
次の時代へ
ビバリーヒルズ
みのもんたからキムタクへ
タマホームのCMキャラクター起用は
いつも衝撃的である
話題だけでCM効果はあると思われる
しかし
広告の「質」については いかかがなものか
実はマイケルの死の2日前に撮影された
幻のマイケルバージョンがあるらしい
小道具としてサングラスが
撮影現場にあったことから
ノリで撮影したらしい
あのCMはノリでできているらしい...
数千万円もする買い物なのに...
「ビバリーヒルズにタマホームを建てたら」
と告知しているが
その答えはどこにもない
どこもフォローされていない
そこにタレントはいるが
お客様はいない
企業のブランディングを
「売れ続ける仕組みを作ること」だと
定義した場合
このCMはあまり功を奏していない
認知はあがったが
質の高い顧客の誘導実数は増えていないはず
住宅会社の基本は
「どんな世代にとっても
一世一代の買い物」
一時のノリでは家は買えない
2009年11月14日土曜日
世界に遅れて到来するもの
2009年11月13日金曜日
2009年11月12日木曜日
動き出す9億人市場
かつて暗黒大陸と言われたアフリカが
「癒しの対象」としてではなく
「世界で最も重要な市場の一つ」として
世界経済に台頭する勢いを
見せ始めている
アフリカはかつてのインドや中国のような
未来の成長市場に変わる
急成長する市場のミドル層「アフリカ2」
人口マジョリティを占める若年層の「チーター世代」
ナイジェリア映画「ノリウッド」の勃興
人間性の経済「ウブントゥ市場」など
現地で持続可能な経済を作り出すには
内部に棲み込んだ視点が重要
アフリカの国々の個別で特殊な事情は
発展のメリットにもデメリットにもなる
通信も金融もインフラが未整備な地域だが
世界で最も成長の早い携帯電話市場である
2005年にはサハラ以南の人口の60%が
携帯電話の通信圏内に入った
2010年には85%まで増える見込み
アフリカ10カ国で携帯電話市場は
年間85%以上の成長率を示している
携帯電話が固定電話やFAXよりも
先にきてしっまた
アフリカなど多くの発展途上国では
携帯電話こそが初めて手に入れる
通信インフラであり
零細企業に事業基盤を与え
地方と世界をつなぎ
知識を広める道具となる
いとことで言えば
携帯電話は経済発展の根幹なのだ
アフリカでは全家庭の20%しか
銀行口座を持っていない
送金費用は高く為替レートは不安定だ
金融インフラが未成熟な中で
人々はプリペイド式の通話時間を
通貨として流通させているという
携帯電話で通話時間を購入したり
別の携帯に電子的に送るシステムを使って
取引を実現を実現している
ローカルな習慣に合わせる利用する事が
アフリカ進出の成功の鍵のように見える
2009年11月11日水曜日
Dragon Ash
kj率いるDragon Ash
インタビュー
未だに最前線に君臨
市場がまだ反応していない
数年前からラテンを
積極的に取り入れてきた臭覚は
飛び抜けた先見性を表す
CALLIN'もソカのリズムを
大胆に取り入れる
時代を読み
消化 表現する力が
並外れている人
Mr.コカコーラ
2001年から2006年まで
日本コカコーラ代表取締役社長
2006年より取締役会長を務める
”魚谷雅彦”氏
日本コカコーラはグローバルな
同グループの中でも異彩を放っている
単に炭酸飲料のコカコーラを
販売するだけでなく
ジョージア 爽健美茶 紅茶花伝など
日本独自のブランドを創造して
トップブランドに育て上げてきた
輝かしい歴史を持つ
コカコーラの製品を買う人は
1日5000万人という
自動販売機で2000万人
スーパーコンビニで1600万人
ファストフードやレストランで900万人
残りがその他という内訳
缶コーヒーのデザインや味を
少し変えるだけでも 日本人の気分に
影響を与えうる圧倒的ポジション
そんな会社の舵取り役として
何を守り 何を変えようと考えたのか
実際コカコーラという製品に関していえば
「intrinsic value」=基本的な価値
は100年以上変わっていないという事になる
しかし「extrinsic value」=付帯的情緒的な価値は
時代に合わせて大きく変えてきた
120年間コーラの味は変えていないが
時代の変化に対応してブランドの中身を
常に最適なものに変えてきた
「顧客は見えているか」
「現場に足を運んでいるか」
「飛び抜けた商品を開発しているか」
という問いを忘れず行なっているという
現場や対象に棲みこむ事で
顧客の潜在的な心理やニーズ
インサイトを発見する事が重要なのだ
そして常に先取りで創造する事
部下に提案書に書いてほしいのは
「何が新しい価値か それだけ」
長たらしい”市場の背景””現状分析”が
必要な企画ではお客様の心を
一瞬でとらえられない
根っからの価値創造型マーケッターだ
市場の変化に対する事が重要だ
という話がよくされる
でもそれが意味しているのは
お客様が変わったから自分たちも変化する
というのではなく
何かそのヒントになるような現象を見て
自分たちからその変化を先取りする
という事
そうでなければお客様は驚かない
もっと言えば
世の中にないものは生まれえない
自動車がない時に自動車が作った人が
いたのです
ソフトドリンクがない時に
コカコーラを作った人がいたのです
2009年11月10日火曜日
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