2010年6月16日水曜日

コンクリート






以前東京に住んでいて

田舎者の僕が何をまず感じたかというと

”土がない”という事でした


学校の運動場までもがコンクリートだったのです

笑われるかもしれませんが本当にそう思いました




これでは 人の考え方も変わってしまうな

とそのとき思ったのを覚えています

公園には土があり 救われました


今日聞いた話では コンクリート=石の文化は

明治時代以降に伝わってきた 西洋の文化です

家の基礎部分もコンクリートです

それを本来繋がっているべきものとの遮断という意味合いで

”根こぎ”と表現する様です


そもそもキリスト教が普及しなかった

根本的に神様に対しての感覚が違う日本人が

現代資本主義の神=石造りの神様を受け入れている

そういった街の様子に

まだ若かった自分は違和感を感じたのかもしれません




























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