2009年7月19日日曜日

非日常と日常





ホテルや旅館には
「非日常感」を売りにする方向と
「普段の家のよう」な方向がある
家具なども超豪華にするか
オリジナルにするか へんてこな木製家具にするか
工夫が必要です
これが普段の家のようになると価格帯も下がっていきます
国民宿舎などはその類い

問題は「非日常」を演出するために
その多くに「デザイン」が投入されている
つまり デザインとは いまだに「使い勝手の悪い」
「変わったもの」と位置づけられています
これは笑えません
お金で解決してしまうオーナーのこうした宿は
かなり最悪で 高いし センスは悪くなります
「お金は稼ぐより 使う方がセンスが出る」と思うのですが
つまり お金持ちがセンスがよくなってくれれば
万歳なのです

いつの時代も
「非日常を作りながら 日常のリラックスを提供する」
のが まじめに宿泊業・飲食業をされている方々の
永遠のテーマですが
これをやるのはかなり高度です
有名な豪華な家具を入れれば
また 有名なデザイナーをあてて
一切をやってもらうということは
それにはなかなか当てはまりません
ゴージャスではない贅沢
主張しないデザイン
空間や使い勝手を考え抜いた室内
最終的には「形の見えないところへの意識」が
「いい店」だなと思わせる





















2 件のコメント:

ダイナマイト さんのコメント...

良い事言うNE

その通りだYO

非日常。。永遠のテーマ。でも落ち着く普段のくつろぎ。。うちでも永遠のテーマ。。

そこにカオス要素があればまた完璧。

strvy さんのコメント...

ほんまに

これは 難しいテーマ

時代もどんどん進むし