DJという演奏者がメインストリームになり
雑多な音楽が世にあふれている昨今
ルーツを探ってみようとする企画です
迷ったら原点へ
と言うわけで
サンプリングのネタとして
数多登場する”Funk”に焦点を当てていこうと思います
時代は70’s前後
公民権運動の盛り上がりとともに
白人と同じ権利を得れるかもしれない
という思いが 現実になっていった頃です
出発点は
King of Funk , Godfather of Soul , James Brown
です
今もビシビシ伝わる熱いパフォーマンス
メッセージもサウンドもとてもラジカルです
68年のキング牧師暗殺により
幻想を打ち砕かれた黒人の一部は
黒人民族主義に傾倒していきます
執拗なまでに反復されるフレーズ
それを可能にしたバックバンドJB's
(実際には演奏を間違えると罰金があるという
JamesBrownの完璧主義によるものですがww)
とにかく熱い
時代の変わり目の熱さを感じます
ただFunkが加速度的に70'sに発展を遂げる
きっかけとなったのが
黒人の中心からではなく周縁に位置した
Sly Stoneによるものでした
サンフランシスコ出身のSlyは
黒人・白人,男性・女性混成のグループなどなど
これまで一般的に考えられていたスタイルを
ひっくり返しました
サンフランシスコの自由な空気を吸収して育ったからです
Slyの音はグループの編成同様
様々な要素が入り交じったもので
都会的な雰囲気があり
広く受け入れられました
その二へ ♨
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