2010年2月1日月曜日

不思議の国





ドイツ人の持つ日本のイメージは
一言で言うと「不思議の国」らしい


伝統を重んじ武道や華道といった
哲学に通じる文化を大切にする一方
先端技術を誇るハイテクの国であり
最近はサブカルチャーの発信地として
注目を集めている
日本に限らずどの国も多様な表情を持つが
ドイツ人が先進国と呼ばれる国々を
重い描く時日本の多面性は際立っているらしい


日本がドイツにとって
距離の隔たりでけでなく 言葉 歴史 宗教でも
共通項は限られ遠い国であることは確かだ
両国で通じるのは第二次世界大戦で負けながら
急速な経済成長を遂げ
共に先進国になった点

アジア諸国を差別するドイツ人は
まだまだ存在するのだが
別格の扱いを受ける日本
その理由のひとつが「日本人の質」である
ドイツに住む日本人の多くは
ビジネスパーソン 学生 研究者など
まがりなりにも教養と社会常識を
備えており 犯罪や深刻な社会問題を犯す割合は
他国と比べて極めて低い

限られた情報を基に日本を好きになる「親日家」は
ちょっとしたきっかけで感情の針が振れ
「嫌日家」に変身することがある
これに対しいい面も悪い面も知ったその上で
日本を好きになる「知日家」の場合は
そういう気持ちのブレが少ない
ありがたいことに「知日家」のドイツ人は
着実に増えている
























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