紀元前五世紀ごろの
古代ギリシャの哲学者ゼノンが考えた話
アキレスは駆け足が速い
カメ(亀)は遅い
アキレスがカメを追いかける
が、追いつけない. . .
このパラドックスとは?
仮にアキレスのスピードが1 カメが1/2とする
スタート地点をゴールから見てアキレスを1 カメを1/2とする
アキレスがカメのスタート地点(1/2)まで来たとき カメは1/4まで進む
同様にアキレスが1/4の時 カメは1/8
アキレス1/8の時 カメ1/16 . . . .
論理的には けっして追いつくことはできない
追いつくことができないという事は
追い抜くことができない
この考え方はアキレスがカメに追いつくためには
カメがいた地点まで進まないといけないというところがポイント
その時点でカメは次の地点へ . . .
ゼノンは無限の数字を加算した和は無限であると解釈した
(が、総和が有限になる事もあり誤りである
ただ、数学で無限を扱えるようになったのは
近世以降になってからである)
0 件のコメント:
コメントを投稿