2010年1月6日水曜日

1Q84





100万部売れることや
メディアで取り上げられることは
こうした状況を含めて
「1Q84」は村上春樹によって
プロデュースされているように感じる
作中での主人公の一人天吾が
書いた小説「空気さなぎ」が
メディアで話題になる場面があるが
天吾は村上春樹のアバターであり
「空気さなぎ」は「1Q84」のメタファーである
作中ですべての謎が明らかにされていないことへの不満に
現実世界ではBook3の出版を発表した

自己言及の迷宮の中でパラレルワールドとしての
20年前の日本が現れる


ただ100万人が読んで感動する話かというと
それはどうかなというところもある
























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