イスラームは
聖と俗を分離しない
生活のすべて 人生のすべてが
宗教で規定されている
たとえば善悪の判断も
神によって決められたもの
イスラームでは事物の本性が
善悪を決めるのではない
人間の理性が善悪を判断するのではない
神の意志で善悪が決まる
人の物を盗んでも
それ自体として本性的に
あるいは理性的に 悪いことだから
悪いという事ではなく
神がそれを悪いと決定したから悪いのです
イスラーム法では
絶対善 想定善 善悪無記 相対悪 絶対悪
の五つを 最も基本的な論理的範疇とする
この論理的五分法の原理に基づいて
人間のあらゆる可能的な行動を
きっぱり分類して画一的に規定する
イスラム教徒=ムスリムという言葉は
神に対する「絶対帰依」という意味を持つ
主人と奴隷の関係のような
絶対的な神への帰依
自力救済の否定
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