2009年12月30日水曜日

イスラーム文化






イスラームは
聖と俗を分離しない
生活のすべて 人生のすべてが
宗教で規定されている

たとえば善悪の判断も
神によって決められたもの


イスラームでは事物の本性が
善悪を決めるのではない
人間の理性が善悪を判断するのではない
神の意志で善悪が決まる
人の物を盗んでも
それ自体として本性的に
あるいは理性的に 悪いことだから
悪いという事ではなく
神がそれを悪いと決定したから悪いのです

イスラーム法では
絶対善 想定善 善悪無記 相対悪 絶対悪
の五つを 最も基本的な論理的範疇とする
この論理的五分法の原理に基づいて
人間のあらゆる可能的な行動を
きっぱり分類して画一的に規定する

イスラム教徒=ムスリムという言葉は
神に対する「絶対帰依」という意味を持つ
主人と奴隷の関係のような
絶対的な神への帰依
自力救済の否定
























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