2009年10月16日金曜日

脳と産業





「科学」として方法論が確立してきた脳研究は
さらに新しい分野を開拓しつつある

人が感じる「好き」「嫌い」は脳の生理的な
活動の反映である
その脳の活動の仕組みがわかってくれば
応用領域は広いはずである
脳研究の出発点だった各種の知覚障害 行動障害の
治療に役立てるのはもちろんだが
消費者の好みや反発などのデータ把握を基にして
企業の商品開発に利用するなどの
産業分野への応用も幅広く行われている

産業分野に応用できるようになったのは
やはり脳活動を計測する技術が
発達したことが大きい
商品開発の分野では
従来 ミニターの主観的な判断によっていたために
あいまいさが残ってきた
刺激に対して脳が反応する諸現象を
リアルタイムで検知して
データ化することによって
客観的な評価が可能になる























0 件のコメント: