2009年9月26日土曜日

「ふるさと」の発想




地方は 都市に水 電気を供給している
米も地方で生産される
そして何より人材を育てて都市に送り込む
人材とは
「人口82万人の福井県では
 毎年約3000人の若者が進学や就職などにより
 県外に出て行く
 そのうち戻ってくるのは1000人
 毎年2000人が減っていく計算である
 福井県で成長する若者が出生から高校卒業までに
 受ける行政のサービスの総額は
 一人当たり約1800万円である
 ライフサイクル・バランスを正そうとする考え方は
 「ふるさと納税」が構想の基本となっている」

都市は地方の資源を消費して成長している
歴史的に見ると明治初期の国税収入の
3分の2は地租であったそうだ
現在の都市の繁栄は地方で産み出された
富と人材を都市部に集中投資した結果だったのだ

人材こそ 都市の市場が様々な付加価値 利潤を
生み出している経済的な源である
日本の様に 優れた人材が地方から都市に
供給するシステムは
人口の単純な移動と見るべきではない
なるはど都市は若い人材にとって
活躍する場を与えてくれる場ではあるが
経済的には 都市と地方の間のアンバランスな所得が
生まれる隠れた要因にもなっているのだ
多くの国では人口の都市流入は
年川のコスト要因になっているが
日本は必ずしもそうではない
もはや都市にとっても利益の源泉を失う事になる

自由な個人が作り上げる「新しいふるさと」をつくろう























0 件のコメント: