「あたかも一万年も生きるかのように
行動するな
不可避のものが君の上にかかっている
生きているうちに
許されている間に 善き人たれ」
ローマの哲人皇帝
マルクス・アウレリウス・アントニヌスが
残した言葉
多忙な君主としての公務の合間に
心に浮かんだ感慨 思想 自戒の言葉を
ノートに書き留める習慣があった
ストア哲学に傾倒したマルクスの言葉は
真摯な真理の探求である
「すべてかりそめにすぎない
おぼえる者もおぼえられる者も」
悔いの残らぬよう今を精一杯に生きろ
宇宙や自然の法則には逆らわず
喜んで受け入れ 徳の高い生き方をせよ
驚くべき事に
これらの言葉は
時の最高権力者が
他者に教えを説いているのではなく
自分自身に厳しく問いかけるための
言葉だったのである
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