IPCC(気候変動に対する政府間パネル)の
2007年2〜11月までの報告書発表
最近の異常気象を科学的に裏付け
手を打たなければ世界に混乱を生じることを
警告するものに
1)気候変化が進んでいる
今世紀後半の温度は過去1300年での最高に
この100年間で地球平均気温は0.74℃上昇
2)海面が上昇している
世界平均海水面は20世紀に17㎝上昇
3)気候変化はすべての大陸の物理システムに
影響し始めている
北極の年平均海氷面積は10年あたり2.7%縮小
北極域の永久凍土の表面温度は全般的に上昇
陸域のほとんどで降水量の長期的変化傾向が
観測
熱帯・亜熱帯でより厳しいより長期の干ばつ
した地域が拡大
大雨の頻度はほとんどの陸域において増加
4)生態系が変化している
陸上生態系が変化
開葉・開花時期の早まり、渡り鳥などの行動
パターン変化、産卵の早期化
珊瑚の白化、海洋性プランクトン・魚種の極
方向移動
大気中の二酸化酸素の海洋への吸収で海洋の
酸性度が平均で0.1減少
森林火災が増加
5)観測された気候変化は人為的原因であるこ
とが確実
6)気候変化の予測
7)気候変化による生物・人間社会への影響
などなど たいへん
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