2009年4月6日月曜日

J・C・B・リックライダー







インターネットは
米国国防総省のARPAの
通信ネットワークが
もとになっている
そのARPAの中心人物だったのが
J・C・R・リックライダーである

インターネットの歴史には
必ず登場してくる人物だが
彼は極めて異色の人だ


BBN社在籍時に
コンピューターを
対話的に使うことに熱中した
その時
リックライダーの行動様式が明らかになった

普通に予想されることではあるが
彼の思考時間の85%は
考えたり、決定したり、自分が知りたい
と思う事象を学ぶことではなく
その準備に入るために使われていた
情報を消化するよりはむしろ
情報を見つけたり、獲得するために
ずっと多くの時間が割かれていた
 
こうしたことは
機械つまりコンピューターに
やらせた方がよいというのが
リックライダーの結論だった
当時 この考え方は
少数派だった

人間の知能能力を
増進させる道具としての
コンピューターという思想である

















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