2009年3月26日木曜日

次元




デカルトは次元を
 1点の位置を決めるために
 必要な数値の個数
と定義した

ユークリッドの「原論」は
 立体(3次元)の端は面(2次元)
 面(2次元)の端は線(1次元)
 線(1次元)の端は点(0次元)
と定義した
しかしこの定義では
3次元を超える次元を説明できない


19世紀の数学者アンリ・ポアンカレは
ユークリッドを逆手にとって
次のように定義した
 端が0次元になるものを1次元(線)とよぶ
 端が1次元になるものを2次元(面)とよぶ
 端が2次元になるものを3次元(立体)とよぶ
 端が3次元になるものを4次元(超立体)とよぶ
これで無次元まで定義することができるようになった

ある次元の図形を
その次元に含まれない方向へ動かすことで
元の次元よりひとつ高い次元の
図形をつくることができる
よって立方体を動かせば4次元の
超立方体ができる
ただし3次元空間に含まれない方向へ
動かす必要がある




















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