2009年3月4日水曜日

足下から




環境保護的に正しい
とされるカリキュラムは
現在進行している悲惨な事態を
目の当たりにすれば
子供たちのなかに
現状を変えていこうという意志が
育つに違いないという
思い込みの下に進められている
しかし
実際には
こうした悲惨なイメージというものは
自己
そして時間と場所の感覚を
形成する途上にある
幼い子供に対して
始末におえない
悪夢のような影響を与えている

破壊された環境
殺された動物を
見せる前に
まず
自然を好きになるような機会を
用意した方が良いだろう
























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