
宮本武蔵が晩年に残した
兵法極意の書
徹底的に実用の書で
思想,人生哲学などは
ほとんど記載されていない
この本には
武蔵が死の一週間前に自身の生き方を
21ヶ条を綴った「独行法」も収録
一、世々の道をそむく事なし
一、身にたのしみをたくまず
一、よろずに依枯の心なし
一、身をあさく思、世をふかく思ふ
一、一生の間よくしん(欲心)思わず
一、我事において後悔をせず
一、善悪に他をねたむ心なし
一、いずれの道にも、別れをかなしまず
一、自他共にうらみかこつ心なし
一、恋慕の道思いよるこころなし
一、物毎に数寄このむ事なし
一、私宅においてのぞむ心なし
一、身ひとつに美食をこのまず
一、未々代物なる古き道具を所持せず
一、わが身にいたり物いみする事なし
一、兵具は格別 余の道具たしなまず
一、道においては死をいとわず思ふ
一、老身に財宝所領もちゆる心なし
一、仏神は貴し、仏神をたのまず
一、身を捨ても名利はすてず
一、常に兵法の道をはなれず

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