2010年4月28日水曜日
教祖マニュアル

みなさんは
人に尊敬されたい 人の上に立ちたい
人を率いたい 人を操りたい
そんなことを思ったことがありませんか?
でも 自分には才能がない 学がない 資産がない
そんなのは一部のエリートだけの特権だ 等と
理由を付けて夢を諦めていませんか?
確かに これらの夢を叶えることは非常に難しいことです
ですが 悲観する事はありません
何も持たざるあなたにも たった一つだけ
夢を叶える方法が残されています
そう それは教祖です
新興宗教の教祖になれば
あなたの夢はすべて叶うのです
インテリは組織運営の核として
絶対に必要なものです
ですが 実際問題としては 組織の主たる層は一般人ですし
そして 一般人は哲学など毛ほどの興味もありません
既存宗教を焼き直して教義をつくり
幹部になるインテリをリクルートし
教えを簡略化して大衆に仰合し
教団組織を成長させていく
教えは反社会性をいれながら
同時に社会的弱者を救うものにする
現生利益をうたう 葬式をやる 信者には不安を与えて救済する
食物規制や断食も効果的である 科学的体験もいい
迫害されたらその事実を利用しよう
. . . これらが教祖になる為の教えである
教祖の基本要件は
「なにか言う人」と「それを信じる人」がいること
会社にせよ 地域コミュニティにせよ
成功している集団には少なからず宗教っぽさが
感じられるもの
特殊なリーダーシップ論としても捉えられる
「完全教祖マニュアル」架神恭介/辰巳一世
2010年4月26日月曜日
箱船の航海日誌

ノアが箱船をつくり あらゆる動物を乗せて
漂流するという骨子は 旧約聖書の原作通りなのだが
動物たちが意思を持ち しゃべっている点がまず違う
救われるべき動物たちは
無垢な存在で箱船ではオートミールの食事を食べている
漂流中の不便に多少の不平はあっても
みんなで仲良く暮らしていけるはず、だった
一頭の「スカブ」という
禁断の肉食動物が紛れ込んでいたことから
物語は妙な方向へ展開していく
はじめは根暗で陰気な存在にすぎなかったスカブだが
しだいに箱船の動物社会に不穏な空気を広め始める
動物社会の分裂
そして 聖書の中では語られなかったノアの箱船の真相は
最初は良き意図を持って秩序正しく暮らしていた社会が
小さなきっかけから 次第に悪徳に見せられるものが増えて
落ちていく
もともとスカブは 根っからの悪魔的存在ではなく
ある偶然で 肉食という本能に目覚めることになった弱者である
生来の悪人ではなかったのだが
結果的には悪の扇動者になってしまう
悪の起源とは何か なぜ人は悪徳に魅かれることがあるのか
なぜ社会は分裂していくのか
イギリスでは児童文学の古典として知られているが
日本ではほとんど知られていない
2010年4月25日日曜日
2010年4月24日土曜日
日本人の苗字

日本人の苗字は30万姓
姓の数は 同じアジアの中国では350
韓国では250と少なく
ヨーロッパは全土合わせて5万程度で
日本は世界一 姓のバリエーションが多い国らしい
姓の多いランキングは
1位 佐藤
2位 鈴木
3位 高橋
4位 田中
5位 渡辺
6位 伊藤
7位 山本
8位 中村
9位 小林
10位 加藤
最も多いのは地名型で
居住地や先祖の出身地を苗字にしたもので
全体の8割を占める
次に多いのが職業・屋号型
よく知られるように
苗字を持つ事は長い間庶民には許されておらず
特権階級のものだった
江戸時代末期の人口は3000万人
苗字持ちは4%程度の120万人で 約1万姓だった
明治初期の苗字義務化により 29万の姓が増えて
いっきに30万になったという
大半の苗字の歴史はまだ100年ちょっとの
比較的新しいものである
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