
「ポップカルチャー」を「大衆文化」と訳すと
ある特定の階級に支持されたものを指す
「ポップ」という概念は
社会階層やメディアの形態にかかわらず
「広範に共有されている」ことに
力点が置かれた言葉だということがわかる
この「共有されている」という含意を
前提にすると
「ポップがわかる/わからない」なる言葉の意味も
もう少し明確になる
つまり
「社会的にある程度広範に共有された
ポピュラリティー(人気・知名度)」のイメージ自体が
うまく他者と共有できなくなってきている
という問題意識ではないかということだ
たとえば
マスメディア(テレビ 映画 ラジオ 雑誌)と
デジタルメディア(インターネット 携帯)との
最大の違いは
前者が消費行動に対して「一般性」を強要するのに対して
後者は消費は個々人の手でカスタマイズ可能だ
という点だろう
前者から後者へ消費形態の中心が移行すれば
「ポップ」に対する感覚は必然的に希薄になる

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